映画の脚本づくりの三要素


とある映画監督と話す機会があり、映画の脚本を構成する三要素について教えてもらった。

そもそも映画における脚本の役割とは何なのか。みなさんはご存じですか。

映画における脚本とはずばり、撮影と編集全ての設計図だ。

監督の脚本から、撮影場所選定、撮影のスケジューリング、キャスティング、衣装合わせなど、全ての工程が生み出されていく。

この設計図がないことには、どんな仕事もスタートすらできない。

そしてこの脚本は以下の3つのみで構成されている。

①柱(パートごとの撮影場所等を記載したもの)

②ト書(演者の行動などを規定するもの)

③セリフ(演者のセリフ)

なんと、映画の脚本とは、もっと複雑怪奇なものだと勝手に思い込んでいたけれど、実はとてもシンプルな構造。

この3つを何度も繰り返して脚本は完成する。

シンプルだけど、設計図としての機能をこれでもかと果たしている。そんな、偉大な発明。

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