アイデアが湧く時、ひらめきが起きるタイミングに共通点はあるのか。
それが分かれば、意図的にアイデアを捻り出すことがしやすくなる。そうした類の本も売り出されていたりする。
人によって様々だとは思うが、シャワー、散歩、電車や飛行機での移動中、歯磨きをしている時など、人が天からひらめきを授かる瞬間には、一定程度の共通点があるように思えてならない。
脳が慣らし運転の状態というか。何かの行為を無意識に行っている時や、意識がローギアの時が多い印象。
そして、これはあくまでも個人の感覚で、何の根拠もないのだが、自分の場合は散歩や乗り物移動の最中にアイデアが降りてくることが非常に多い。
ここに共通するのは、適度な負荷で思考の余白があり、行動のテンポが一定であり、目の前の景色が変わり、それ自体がほぼ無意識で行われる行為であるということ。
ウンウン唸ったり、思考に集中していては降りて来ず、問題を考えて考えて考え抜いた後、ふと傍に置いた時に降りてくる。
忘却の彼方に消え去りそうな時に、向こうからふらふら歩み寄ってくる。
欲すると手に入らず、執着を捨てると手に入る。。。
ひらめきには、そんな天邪鬼さがあるなと。
みなさんは、どんな時にひらめきくんと出会いますか。