プロジェクト学習の意義


オンライン学習が主流になり、日本全国、世界各国の人が同じ授業を受けるようになった。

そして、その授業をきっかけにオンライン上のコミュニティができるようになった。

これがコロナ禍で起きた教育業界の一部で起きた変化である。

そして、この変化をきっかけに面白いことが起きている。

全国各地の特産品をコミュニティ内で紹介し合ったり。世界各国の教育環境についてディスカッションが起こったり。インターナショナルスクールに行っている子たちがつながり、一緒に日本語を勉強したり。

こうした化学反応が起きている。

そして、全国各地、世界各国の子たちがランダムに集まって構成されるグループもあり、そこでは様々なプロジェクト学習が行われる。

一緒に料理を作ったり、ある地域について調べ学習をしたり、マジックを一緒に練習したり。子ども自身が先生になって、互いに教え合い、学び合う、そんな場になっている。

最近だとハロウィンパーティーを企画して実施していた。

生徒たちが自分の好きに気づき、周りにシェアし、愛で合うだけでも価値があるが、何かに一緒に取り組む中で創発が起き、生徒たちが自分で問いを立てて学びを深めていくこのスタイルが素晴らしく良いなと思っている。

何をやるかも自己選択、自己決定し、週1時間の時間を自分たちでデザインする。

これらの経験は、一方的な授業スタイルでは得られない経験、非認知能力、探究心を育むのではないかなと思う。

この取り組みも、さらに深掘りすると、例えばオンラインでスイートポテトを作った後に、ポテトの歴史を調べたり。

クイズ大会をした後に、良いクイズとは何かを考えたり。ただ単に取り組むだけではなく、その取り組みをきっかけに問いを置いて深めたり、横展開して広げたりできれば、更なる学びの面白さに出会えるだろう。

生徒たちに伴走しつつ、そうしたトリガーを発動できる存在としてありたい。


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