以下の動画で、焼肉チェーンにまつわる面白い話を聞いた。
焼肉チェーンは自分で肉を焼けば良く、調理の必要がない。そして、ゆくゆくは真空パックされた肉をお客さん自身が手にとって会計すれば良いので、接客の人すらいらないというのだ。
つまり、ほぼ自動化された仕組みの焼肉屋で、人件費が大幅に浮き、利益率が上がる。
では、その焼肉店に人は必要ないのか。ここにこそ、この仕組みの面白みがある。
結論、人は必要だ。ではどこに必要なのか。
答えは、DJ。なんと、焼肉店の真ん中で盛り上げ役として音楽をかける役回りを人にお願いするとのこと。
なぜこの役回りが必要か。もちろんお客さんも楽しいし、顧客満足度が上がるという狙いもあるだろう。
しかし、1番は、、スタッフ自身が楽しいから良いのだという。
そうした盛り上げ役のような楽しい仕事しか続かないし、そこにこそ人間が介在する価値があるという。
逆に言うと、つまらない仕事はテクノロジーに任せ、楽しい仕事を作ってそれを人間が行う。という世界観。
テクノロジーは人間から仕事を奪う存在ではなす、人間をより人間らしくしてくれるのではないか。
そして我々は、遊びや学び、数々の生きる喜び。そうした人間らしい活動に触れ、忘れられた童心、楽しく生きる力を今一度磨くことが必要なのではないか。
そんなことを感じた。